ゆかおなびより

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きみも私の子供にしてあげよう(魔法少女リリカルなのは Detonation感想)

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ラスボスが強制娘認定してくるやベー奴

 

あれれ~~~~???いよいよ魔法少女リリカルなのはDetonationが公開されるのに

いまいち盛り上がってなくない???

だってあのReflectionのめちゃくちゃ熱いラストからようやく1年ですよ。もっとなのはが表紙のアニメ誌とか本屋に並ぶと思ってたのに最後の砦のメガミマガジンですらスルー。キミは最後までなのはと添い遂げてくれると思っていたのに・・・←来月号は特集らしいから待ちなさいよ

 

まぁ夏コミで何の展開もしてこなかったあたり今回は宣伝に力を入れていないんでしょう。一部の映画館ではReflectionリピート上映等はやってたみたいですが・・・。

 

というわけで魔法少女リリカルなのはDetonation見てまいりました。本当に前回の引きからそのまま始まって戦闘シーンは最初からクライマックス。というか上映時間の8割が戦闘シーン(体感です。)でなのはの魔法戦闘大好きの私としては大満足。ここから先はネタバレしまくりますがこのブログを読んでくれている方は当然もう観に行っているはずなので大丈夫でしょう。

 

 

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なのは「かたわになった気がしたけどなんともなかった」

 

前回は登場人物や魔法関係等、「そこまで設定拾うのか!」と驚きましたが、今回はとにかく「これが見たかった!」という期待をさらに超えてくる素晴らしい映画でした。

 

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まず今作でも最強のなのはさんについて。高速戦闘からの緊急ブレーキで足回りが壊れたり、限界を超えた大火力射撃に自身の装甲が耐えられず溶けたりとやってることが完全にロボットアニメ。なのはだけじゃなくレイジングハートも無理を通して道理を蹴っ飛ばすノリなので今回も体に負荷がかかりまくり。これ絶対後遺症残るやつだよなぁ・・・とか思ってたらアクセラレイターまで発動する始末。いやここマジでかっこよかったんですけどね・・・。

最後にまさかの宇宙戦で唐突にパンチ使い始めゆゆゆじゃん

そこから相手の拳を素手で掴んでそのままディバインバスターぶっ放しデスティニーじゃねーか

右腕消し飛んでかたわになったときはもうどうしようかとやっぱりゆゆゆじゃねーか

というか今回シャマルさんのゴッドハンドやシュテル王様のブラストクロウと、相手の拳を掴んで止めるシーンが多かったんですが、なのはだけはこれを素手でやってるんですよねぇ・・・←なのはさんマジなのはさん

最後、右腕は完全に消し飛んでいるように見えたんですがエピローグで2学期には完全に治癒。今回の事件は夏休み初日の出来事のはずなので約一ヶ月で完治ってことに。いやいやいやいや何だ私が右腕が消滅したように見えただけだったのかと思いきやしっかりパンフレットに右腕を失ったって書いてありました。・・・多分ユーリの能力の応用で再生させたんだと脳内補完しておきましょう。←ミッドの技術は世界一ィ!

 

それと今回、なのはの精神面にスポットが当てられたのが本当によかった。既に戦力としてはチートクラスで覚悟も信念も固まっているなのはを成長させるのは難しいと思っていたのですが、ああいう形で心を一歩前に進ませたのは素晴らしかったと思います。やっぱり魔法少女リリカルなのはの主人公は高町なのはなんですよ。でも無理を通しまくる性格は変わらないんだろうなぁ・・・

 

 

フェイトちゃんは前作でめちゃくちゃ見せ場もらったので近作は出番控えめ。フォーミュラーももらえずちょっとしょんぼり。ですがなのはとの共闘シーンはほんと熱かったです。まさかブラストカラミティ使ってくれるなんて。めちゃくちゃテンション上がりましたね。なんだそれ?と思った方は長谷川光司先生のコミック版A'sを読みましょう。

守護騎士達は出番控えめでしたがそれぞれ見せ場もらえてましたね。はやてちゃんも大型機動兵器相手にがんばってましたし・・・。はやてちゃんのこと雑魚専っていうのやめろよ

まぁ執務官よりはマシですが・・・←あんなところにデュランダル置いとかないで。

後半衛星軌道砲に向かうなのはに「やめろなのは!僕が行く!」って棒立ちのまま言ってるときの執務官は残念極まってて・・・そこが問答無用で体を先に動かしちゃうなのは達との差なんだよなぁ・・・←げ、現場指揮官としては有能だから・・・

 

GOD(THE GEARS OF DESTINY)組は設定こそ弄られましたが、ゲームをしていて「ここは是非映像で見たい!」と思っていたシーンが余すことなく取り入れられていて驚きました。本当に尊い・・・。

マテリアルズ猫設定は思い切ったなと。シュテルだけ「私は猫のままでも・・・」みたいな台詞があり、INNOCENTの猫好き設定拾ってるなーと思わずニヤリ。今回も三人の仲で一番出番が少なかったのが残念ですが、INNOCENTで優遇されたしまぁいいかと・・・。そしてやっぱり燃えたのはトリニティ。GOD(THE GEARS OF DESTINY)の融合状態でユーリを救う熱い展開を映像で見れたのが本当によかった。融合状態の王様が翼だけでなく長髪になったりバリアジャケットの変更があったりしたのも、強化がわかりやすくてGJ。

デンドロビウ・・・ユーリちゃんはGODと大分設定が変わっていましたが、マテリアルズの主としてはこっちのほうが説得力がありましたね。というか今回ユーリちゃんがマジ天使。GOD知らなくても今回で惚れた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。冬コミでは是非抱き枕化をお願いしたい・・・←スムース生地は勘弁な

ユーリちゃんが自分の意思で全力で戦うシーンが見れなかったのは残念ですが、もし実現していたらどんな大惨事になったやら・・・←人格に反して能力がエグすぎる

 

フローリアン姉妹はあのラストシーンを再現してくれただけで100点満点なんですが、アクセルフォームっぽい動きやらバイクアクションやらでめちゃくちゃ仮面ライダーしてるアミタお姉ちゃんと、覚悟を決めてイリスを救おうとするキリエの戦闘がめちゃくちゃよかったですね。イリスは誤解が解けてよかったなぁ・・・という感じ←雑かよ

 

 

はい。ここまでざっと登場人物別に感想を書いてきましたが忘れちゃいけない人がいますよね。そう、近作のラスボス、フィル・マクスウェル。

 

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イリスの過去の映像が流れたとき、研究施設職員が皆殺しにされるシーンでイリスが使っていたものと同じ光弾が使われていたので、あの世界の誰かが真の黒幕だとは思っていましたが、こいつが出てきたときには驚きました。だって「え?こいつが黒幕?は?」とか理解が追いつかないままマテリアルズは血みどろにされますし。

過去の回想では黒いところなんて微塵も見せなかったのに実は黒幕でしかも単純な戦闘能力はチートクラスという圧倒的藍染惣右介感。シュテルの片腕を切断するわどてっぱらに風穴空けるわアミティエ殴り飛ばすわと少女に対する容赦も一切なし。

なのはシリーズの敵枠で強かった男ってゼストくらいじゃないですか。ラスボス枠にはスカリエッティがいますが単純な戦闘力は並。しかし今回は戦闘力が高い男がラスボスという、なのはシリーズでは何気に初?の試みなんですよね。近作から登場のキャラですがラスボスとして違和感ないキャラクターに仕上がっていたのがすごい。

 

そんな彼ですが「きみも私の子供にしてあげよう」発言が面白すぎて私の中で完全にネタキャラと化してしまいました。相手の意思に関わらず強制娘認定してくる藍染惣右介とか面白すぎじゃないですか。(そのあとの「なんなんだこいつは・・・」で一気に小物臭が出てしまったのが残念ですが。)

男キャラには賛否両論あると思いますがDetonationはこいつを生み出した功績も大きいと思いますよ。やまでらこういちさんの演技もバッチリハマっていたと思います。

 

 

 

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あと前回は公開日当日に劇場限定グッズが追加で告知されるサプライズがあり、今回も当初から発売が予定されていたグッズが少なかったので、追加あると思ったんですが何もありませんでしたね・・・。と思っていたら来週から私立聖祥大付属小学校文化祭なるものが始まるらしくあぁグッズ製作のリソースはそっちにもっていかれたかぁ・・・と。行くしかないのか・・・新宿に・・・。

あ、私は今回は劇場ではボディバッグとパンフだけ買いました。色紙はマテリアルズ。サントラと主題歌は来週発売なんですね・・・待ち遠しい。

 

デトネーションも終わってなのはファンとしてはさびしい限りですが、冬コミでユーリちゃん抱き枕カバーの販売とビビスト二期の発表があるはずです。(根拠のない確信)

気長に待つとしましょう。