……\\\ヘイッ!!///
アニメ終了後もコミックNewtypeで密かにweb連載を続けていた原作漫画版悪魔のリドルですが、なぜか最後だけNewtype本誌に掲載という形で、先日最終回を迎えました。
いやーきっちり1月毎に更新されていたのが最終回でなぜか遅れたのにはこういうわけがあったんですねー。汚い流石KADOKAWA汚い…おかげで数年ぶりにNewtype買ってしまいましたよ←思いっきり釣られてんじゃん
漫画版悪魔のリドルは作画担当の南方純先生の画力が素晴らしいですよねー。
さらに特筆すべきはキャラクターの表情が豊かなこと。
アニメの晴ちゃんも1話の時点で2014年春アニメベストヒロイン賞第1位をかっさらっていく可愛さでした(当ブログ調べ)が、漫画版はとにかく表情が豊富なので、カレーばっか食べてる兎角さんを見たときのジト目や、日常の会話の中で見せるコミカルな目など、晴ちゃんの内面がさらに引き出されている気がしてかわいいんですよ。
兎角さんなんかその影響が特に顕著で、アニメしか見ていない人と漫画も読んでいる人では、だいぶ印象が違うのではないかなーと。
アニメの兎角さん、晴ちゃんに笑う時以外は人殺してそうな目つきしかしてませんからね…←兎角さんに殺されそうなことを…
漫画では晴ちゃんの危機意識のなさがさく裂したときなにか言いたそうに無言でジト目を送ったり、めんどくさそうなことがあると露骨に嫌そうな顔をしたりと、かなり表情豊か。心の中で一人ツッコミしたり茶目っ気もあり。
あ、
最近自分はジト目が好きだってことにやっと気付きました。←穹ちゃんのジト目サイッコォォゥウ!!
漫画絶賛しましたがアニメもいいものだ。
ここらで漫画版最終回を読んだ感想を。(ネタバレしまくるよ!)
漫画の最終回はアニメ12話のBパート。晴ちゃんが一人仰げば尊しなんて罰ゲームをやらされたところから始まります。一言で言ってしまえばブログタイトルの通り最高を超えて上昇しました。文句なしの優勝。
結局兎角さんが殺したつもりになってた晴ちゃんが生存し、全員のその後が描かれるってところは一緒ですが、ただでさえ情報量が多くて混乱したアニメ版に加えて情報量が多いのなんの。
主な変更点
・晴ちゃんが受け取る卒業証書は自分の分のみ
・晴ちゃんが助かった理由がネタにされまくった肋骨チタンではなくミョウジョウ学園驚異の技術力に←鳰ちゃん「いや単に兎角サン銃下手なんじゃないスか~~」
・兎角さん「望みは晴だ晴をくれ」←ド直球
・カイバ先生から卒業証書を受け取る兎角さん
・サイボーグのメイドになってる真昼ちゃん
・付き合い始めてる春紀さんと伊介様
・新しい黒組にルールを説明する鳰ちゃん
・成長してお互いスーツ姿で百合百合しまくりながら仕事に向かう兎角さんと晴ちゃん
以上になります。←だっせぇスカジャン兎角さんが見れるのはアニメだけ!!!
いや好きだけどねこのシーン。
特によかったのが成長した晴ちゃんと兎角さんのシーン。ご飯粒が頬についていた兎角さんに晴ちゃんがキス。
晴ちゃん「またカレーだ」
兎角さん「やめろっもう子供じゃないんだぞ!(あせあせ)」
晴ちゃん「(えー?)子供じゃないからするんだよ」
「 子 供 じ ゃ な い か ら す る ん だ よ 」
んほぉぉぉおおおおおぉぉぉぉぉぉぉおぉおおおおおおおぉおぉぉっぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおxxっぃおおぉおぉ!!!!!!!!
完全にやられました。突然のキスにたじろぎまくってる兎角さんと余裕の表情でこの台詞ぶちかます晴ちゃんから、二人の力関係が完全に逆転していることがうかがえます。
これを優勝と呼ばずに何が優勝か。
こんな頃もあったんだけどなぁ…ほんと晴ちゃんは恐ろしい子やでぇ…←躊躇なくロケランぶっ放す女の子に何を今さら
いやほんと最高なんでみんなNewtype買って読もうぜほんと
一番衝撃的だったのは春紀さんと伊介様のカップル成立でしょうか。真昼ちゃんが英さんの家に身を寄せているのはまぁわかるとして(漫画版4巻で脱落した真昼ちゃんは英さんが回収している)、アニメではいい雰囲気どまりだったこの二人がまさか付き合うところまで行くとは…ほんと高河ゆん先生最高やで…
逆に唯一漫画で割を食ってしまったのは鳰ちゃんかなーと。アニメと違い晴ちゃんと兎角さんの最後の対峙にも割り込んでこないので一切戦わない。まぁあそこは余計な邪魔が入らなかった分兎角さんと晴ちゃんの心のぶつかり合いがアニメよりかなりわかりやすくなったのでアレでいいと思いますが。
あー晴ちゃんマジ天使
以前の記事にも書きましたが、悪魔のリドルの惜しまれる点は魅力的なキャラクターが多々いながらそれぞれの出番が少ないってところだと思うんですよね。
もう少し黒組全員が揃ってドタバタする話や、それぞれのキャラの背景やその後を描いた話が見たかったという人は僕だけじゃないでしょう。
OVA(円盤7巻)なんかはそんなニーズに答えた30分黒組キャラ総出演笑いっぱなしの傑作なのでまだ見ていない方は買ってどうぞ。
また、原作漫画版の南方純先生、高河ゆん先生のお二方が出している同人誌は百合成分がオゾン層を超えて上昇したサービス精神満点の至宝なのでこちらも手にする機会があればぜひ読んでもらいたいです。
(各カップルにキスさせたらどうなるかなんて漫画とか学園長と鳰ちゃんの百合漫画とか卒業後二人暮らし始めた晴ちゃんと兎角さんとかあるんやで!!!)
単行本5巻は12月発売でございます。
あと至極どうでもいいことなんですが僕が使ってるオンボロパソコン、「とかくさん」って打つと「兎核酸」って変換されるからめっちゃこの記事書きにくかった…←なんかメチャクチャ殺傷能力高そう