「お兄ちゃん、頭の病院に行きましょう」
映画を見てからはや一週間、「君の名は。」熱が全く冷めません。
前回はまだまだ書きたらなかったことがあるのと、自分で読み返すとあまりに下世話な感想になってしまったで、小説版を読んだら改めてブログ書こうかなーとか思ってたんですが、角川スニーカー版がどこを探しても売っておらず泣く羽目に。
角川版は買って読むことができました。こちらの感想も角川スニーカー版購入後にまとめて書こうと思いますが、どうしても今すぐ伝えたい場面があったので書かせてください。←心が叫びたがっているんだ!
それは三葉ちゃんが瀧くんの身体に入った初めての朝、朝勃ちしたちんこに違和感を覚えるシーンでございます。
「全身の皮膚と血液が、その一点にぎゅーっとひっぱられている。」
全身の
皮膚と血液が
その一点に
ぎゅーっとひっぱられている。
ぎゅーっとひっぱられている。←大事なことなので二回言いました!
説明するまでもなくその一点とはおちんちん。こんなん読んだ瞬間絶頂。
「ぎゅーっと」って表現が三葉ちゃんのまだ起きてうまく頭が回っていない中なんとなく浮かんだ言葉感が出てて最高。
いやぁ、朝勃ちってこんなにかわいらしい表現ができるものなのですね。感銘を受けました。ほんと…
神様ありがとう←そんなに!!?
記事タイトルに全く関係ない話でここまで来てしまいましたがここから本題です。←脱線しすぎやしないですかね…
君の名は。小説版を探し回っているとき、本屋で表紙を見た瞬間ビビッときた本がありました。
「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」
略して俺妹でございます・・・←ヤメロォ!
私は基本的にラノベはアニメでハマった作品のものしか買いませんし、買うのも銃皇無尽のファフニールとか、精霊使いの剣舞とか、落第騎士の英雄譚とか、ファンタジーもしくはバトルものばかりなのですが、この本にはそれを覆させるほどの表紙のインパクトがありました。
イラストが気になったので調べてみたら、担当されているのはエロゲなどでも活躍されている方なんですね。pixivでは遊戯王関係の絵も挙げられていました。
というかこの方の描いたブラックマジシャンガールで私何回か抜いてました。←唐突なカミングアウトやめーや
うむ。激シコ。気になった人はpixivへ。
ザックリ内容を解説すると、
オタクでラノベを書いて賞に応募を続けているが全く日の目を見ない主人公
妹は成績優秀容姿端麗なんでもできちゃう完璧超人
その妹が実はお兄ちゃんしゅきしゅき大しゅきでひみつのお兄ちゃん大好きノートの内容を小説にしたら大賞を取ってしまう
諸事情でデビューできない妹にかわり主人公が書いたことにして新人デビュー。
ラノベ作家デビューした主人公の周りにはなぜか巨乳美少女が集まりだして・・・
貧乳妹の恋の行方はどっちだ!?
・・・という、他のヒロイン全部いらないから主人公と妹がずっといちゃいちゃしてればいいよな作品となっております。←ヨスガノソラじゃん!!!
主人公の妹涼花ちゃん。なんでもできちゃう完璧超人だけどお兄ちゃんのことになると暴走気味。
完璧超人設定は個人的には苦手なのですが、涼花ちゃんに関してはお兄ちゃんへの愛の空回りが目立ちすぎて超人設定はそこまで気になりませんでした。
とにかく感じるお兄ちゃん愛。小説を書きあげ全世界に自分とお兄ちゃんのいちゃいちゃストーリーが公開されるのを想像してお布団の上でごろごろする姿などは最高。
プロローグとエピローグは涼花ちゃん視点で書かれているんですが、これ主人公妹で書いたほうがよかったんじゃないの?と思える可愛さ。
もちろん、主人公(兄)視点から見た妹も可愛いです。(兄の前では涼花は素直になれない設定なので、ブログトップのような台詞も出てきます。あと基本敬語。)
が、涼花ちゃんが出てこないところ(特に主人公とぽっと出のライバル美少女作家のやりとり)が苦痛・・・というか
あんなにかわいい妹がいるのになにほかの女と仲良くやってんだころすぞ
という、主人公への殺意が・・・←ふぇぇ…
しかしこれは裏を返せば、「主人公大好きでほかの女に嫉妬する涼花ちゃんに感情移入できている」ということなので、間違った読み方ではないでしょう。←涼花ちゃんはころすぞなんて言わないから
特出した面白さはないものの、お兄ちゃん大好きな妹のかわいらしさを存分に楽しめる一冊と言った感じです。
最後に。
1巻の最大の見どころは、真っ赤になってあわあわ言いながら兄妹もののエッチなゲームを朗読させられる涼花ちゃんでございます。
気になった方は書店へGO。←お前の見どころそんなんばっかやな