魔法少女リリカルなのはReflection、公開初日に観て参りました。
前回ノゲゼロの感想を書いたら「(原作内容含め)思いっきりネタバレしてんじゃねーか!」とツッコミをもらったので、今回はネタバレになる内容は後半に全部もっていこうと思います。←感想共有したい人は大体もう見てそうだけどな
もう観てきた方もまだの方も一度記憶をリセットし、まずはこちらをご覧ください
至高の表紙でございます←ビビストじゃねーか
こちらほぼ半年前に発売されたメガミマガジン。そうですなのはファンの方々は記憶に新しいであろう魔法少女リリカルなのはRefrectionの情報が初めて解禁されたメガミマガジンでございます。普段メガミマガジンを買わない方もこの号は買ったぜ!という方は多いのではないでしょうかええ私もその一人です。
期待に胸を膨らませページをめくると…
あれ?
あれれ~~~~~?????
絵が過去より劣化してない?←感想記事でいきなりディスるのやめーや
いやだってほら見てくださいよ顔の書き方明らかに違うしバリアジャケットのデザインはなんか簡略化されてるしそれでも目をそらそうと思ってたらメガミマガジンが隣に過去劇場版のシーンまとめて違和感に追い討ちかけてくるこの始末。
そんなこんなで動揺を抑えやっと文字に目を通し始めた私の平静にトドメを刺した一文がこちら
スタッフ一新
ここまでやられて劇場版に不安を抱かない人がいようかいやいない(反語)
まだこの時点では映画のあらすじすら公開されておらず(いや結局上映するまで公開されなかったけど)わかっている事といえばビビストのCMで出たタイトルのみ。ビビストがクライマックスを迎え、映画への期待も最高に高まっている状態でのこれです。
散々言っている通り Vivid strike! がなのは無印を超えかねない最高のアニメだったこともあり、当時の私は「Refrectionやめて既存スタッフでビビスト二期作ってくれよ…」と何度考えたことか…
しかし、ゲーム「THE GEARS OF DESTINY(以下GOD)」に登場したアミタとキリエが新しいバリアジャケット(正確には違う)でなんかかっこいいバイクに乗ってる特典画像とか、マテリアルズがいるキービジュアルとか徐々に情報が公開されていくうちに「もしかしたらおもしろくなるかもしれない…」と再び期待感が高まりだし、ここ数日は早く劇場でなのはに会いたい以外の感情が死んでおりました。←チョロいオタク
前日に東京入りし、一緒に観に行く友達と合流した後、「今回劇場グッズあんまり魅力ねーし別にゆっくりでいいな」とか話してたら深夜0時にグッズ情報が追加され「やべえぞガチるか」と始発前にタクシーで劇場に向かい、並んだ結果チケットをとっておいた最速上映を見逃し、別の劇場で昼からのチケットがとれたのでそっちに向かうとそこはレジがらがらグッズだだあまりで俺たちはいったい何をやっていたんだ状態に。
(最初に向かった劇場は8時半に開いたんですがグッズレジがひとつしかなく、一人で10分以上使って15万分の買い物してるオタクor転売屋?とかがざらにいたせいでグッズを買い終わったのが10時近くになってしまい、チケットを取っておいた9:00からの上映に間に合わなかった。)
前置きがとんでもなく長くなりましたが、そんなこんなでとっても楽しみにしていたリリカルなのはRefrection←最初絶望してなかった???
ここからが映画の感想になります。
イリス「楽しかったぜぇ?お前との友↑情↓ごっこぉ!」
いやー最後まで不安だらけがやっぱり面白かったです。
正直人物の心理描写には物足りないなと感じるところが多く、フローリアン姉妹とマテリアルズに関してはGODとイノセント見てない人は初見でキャラ把握できるのかこれ???と不安になりましたが、なのはの「困っている子がいたらなにをやってでも助ける」姿勢は一貫してましたし、フェイトが親子関係を吹っ切るところも新しい形として見せてくれました。そしてなにより戦闘シーンが見ていて面白かった。
まずなのはが強すぎる。ワイヤーで縛られてるのにその状態で魔法ぶっぱにも笑いましたが魔法が相手に効かないと知るやバリアジャケットパージで拘束解除、ワイヤー振り回して相手を逆に拘束、そのまま地面にドゴン…もう笑いをこらえるのに必死でした。脳筋ここに極まれり。しかもレイジングハートがいないのにシュテるんに砲撃合戦で勝っちゃう←哀れシュテるん…
最後のフォーミュラ融合形態マジカッケェ!と思ったらパンフに「体内にナノマシンを打ち込んで使えるようにした」的なこと書いてあってビビる。というか台詞の端々から撃墜フラグ(stsのアレ)が立ちまくってて不安がフォーミュラモード。
フローリアン姉妹はヴァリアントコアから出てくる武装がガンガンモードチェンジしててほんとかっこいい。フォーミュラスーツは昔のほうがよかったけど。というかアミタお姉ちゃんかっこよすぎ
キリエの説得に感情的になる場面こそあれど、戦闘では常に冷静さを保った戦いを維持してましたし、キリエちゃんがシステムオルタ発動してああこれはやべぇな全滅か…と思ったら即アクセラレイター発動して切り返すアミタお姉ちゃんの圧倒的強者感。というか惑星エルトリアの科学技術がいったいどうなってんのレベル。あとゲームとの細かい違いだけど二人ともアンドロイドじゃなくて人間なんですね。
フェイトちゃんはなのは直伝?スターライトブレイカーっぽい何かを撃ってましたね。バルディッシュの新形態がなんかレイハさんのカノンモードに似てるなーと思ってたらアンカーで姿勢制御してからの砲撃にはシビれました。
はやてちゃんはなぜか変身シーンないし夜天の書もってかれるし生身で重機に潰されそうになるしでかわいそうな役回りでした。でもディアーチェに汎用デバイスで戦えたのはすごいと思うの…てかもしかしてマテリアルズってあんまり強くな←おいやめろ
守護騎士は今回ちゃんと全員強かったし見せ場もあったのがよい。シグナムとヴィータはどっちもフルドライブ披露してくれたし!
シャマルさんは下手したら機動兵器の相手はもう全部こいつ一人でいいんじゃないかなレベル。ビッグバンハートキャッチ強すぎる。ザッフィーもちゃんと技名まで叫ぶしなんでしょうね、stsではいいところがなく後の漫画イノセントとかでも非戦闘キャラ扱いだったこの二人がちゃんと強いのほんといい。
ただ
ザフィーラ(狼形態)「(アルフに向かって)俺の背中に乗れ!」
↓
移動力の高い狼形態からなぜか人間形態になる←????
↓
ザフィーラ(人間形態)「ウォォォォ!!!!」(超ジャンプ力で現場に急行)は卑怯だと思いますあんなん笑うやろ
イリスに関しては最初からもう怪しさMAXでしたがはやてちゃんを説得(重火器重機突撃殺意マシマシ)したところで「あぁ今回の黒幕はこいつか…」と。まぁ何かしらの事情はあると思いますけどねー。
キリエちゃんへの仕打ちがほんとベクター。
ね?←イリスちゃんはこんな顔はしない
マテリアルズはバリアジャケットもデバイスの形状も一新正直前のほうが好きでしたが。
前に書いたとおり、いまいち強くなかったのと、各キャラの見せ場が少なかったのが残念ですかね…。シュテルなんかは漫画イノセントのおかげで他を寄せ付けない強さ的な印象もあったので、もう少し強くても…。三人の中では、勝負がつかなかったディアーチェよりかは負けたとはいえレヴィが一番よく戦ってたのではないでしょうか。お供のパシフィックリムみたいなロボットも一番脅威感ありましたし。(逆にディアーチェのお供ロボはお前何しに出てきたレベル)
しかし全員が固有技の名前を叫んでくれたのは好印象。王様の「震えるほど暗黒!」も聞けましたしね!←初見の人からしたらいきなり何言ってんだこいつな台詞ですがね!
あとレヴィの戦闘BGMの雰囲気が完全にソニック・ザ・ヘッジホッグ
あの雰囲気は完全にソニック・ザ・ヘッジホッグ←二回も言うことか?
いやパクりだとか批難したいとかじゃなくてですね、スピードキャラのレヴィのBGMが同じくスピードキャラの代名詞であるソニックのBGMの雰囲気をもっているのに感動したとでもいいましょうか…サウンドトラックDisc2の17曲目「雷光迅る」なんかはソニックアドベンチャー宇宙ステージとかで流れても絶対違和感ゼロですよ。シャドウのステージにも合いそうですね←これで劇場で一人謎のテンションだった人
そしてやっぱり強かったのは我らが大天使ユーリちゃん←ゲームラスボスは伊達じゃない
これは入場者特典のステッカーの画像ですが、この一番右下でストライクフリーダムみたいなポーズとってるのがユーリちゃんです。
ストライクフリーダムガンダム参考資料
実際映画見に行く前に友達と「ストフリにしか見えねえなw」みたいな会話してました。今作ではGODのような血で出来た槍が飛び出してくるドスグロい羽もありませんでしたので、ユーリちゃんはラスボスポジではあれど結構マイルドな能力もしくは戦い方になっているんだろうなと私は予想していました。
が、蓋を開けてみればGOD以上のグロ能力で画面上に地獄を生み出すユニコーンユーリちゃんが爆誕しておりました
ユニコーンガンダム参考資料
いやぁモブの管理局員となぜか急成長したくせに声はそのままの執務官はともかく、フェイトちゃんとシグナムさんまでどてっぱら貫かれたときはどうしようかと…←目玉ぶち抜かれたモブ職員よりはマシ。
心優しいユーリちゃんのことです、きっと後から罪悪感でめっちゃ悩まされることになるのでしょう…イリスの過去についても何か真実を知っていそうなところが気になります。
あと戦闘シーンではないですがなのはフェイトアリサすずかのママが勢揃いしたのには驚きましたねー。アニメ無印ですら月村姉妹が登場する程度でしたがアリサとすずかはまさかパパまで出るとは…残念ながらここで実は私がアリサちゃんのパパだった説はなくなったわけです←そんな説最初からねーよ
新しいスタッフの方々はきっとなのはシリーズを愛してくれているのでしょう。
総じて、心理描写と作画に物足りなさはあれど、時系列的にこれまでのシリーズ勢揃いとも言えるキャラの豊富さと、(執務官以外の)どのキャラクターにも見せ場が用意され、出し惜しみのない技の応酬が楽しい戦闘シーンから、リリカルなのは好きがリリカルなのは好きのために作ってくれたいい映画だったと思います。
来年公開の後編、リリカルなのはDetonationが待ちきれませんね!!←正直もう一時間くらいあれば前後編に分けないでも完結できたんじゃねは禁句。
あ、グッズはマフラータオルの黒となのはのおやすみキーホルダー、シュテルんのブックマーカーに扇子と3Dポスター、ガイドブック(パンフレット)を買いました。
メタルブックマーカーはこれで1100円はアホやろと思いましたが、実物が結構かっこよかったのとシュテるんのグッズは貴重なので購入。
扇子。アリサちゃんとすずかちゃんがいるのが尊すぎる…。
4週目の来場者特典が色紙なのでまた観に行こうと思います。
魔法少女リリカルなのは Reflection Original Soundtrack
- アーティスト: サントラ,中條美沙,中條尚由
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2017/07/21
- メディア: CD
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Destiny’s Prelude 劇場版アニメ「魔法少女リリカルなのはReflection」主題歌
- アーティスト: 水樹奈々,しほり,藤永龍太郎
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2017/07/19
- メディア: CD
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